【上級編】コールドクリーム クレンジングのコツ
コールドクリームでのクレンジングクリームには慣れて来たでしょうか？
まだ始めてない方は、まずこちらからお読みください。
図解！コールドクリームでクレンジング：使い方とコツ
クレンジングを始めた頃は気づかない方も多いと思いますが、続けていく内に気づくことがあります。
自分のお顔のどのエリアに古い角質が多く蓄積されているかという「角質分布状況」です。
古い角質がたまっている所は、くすんでいたり、逆に白くても透明感がなくもったりしていたり、毛穴が目立っています。
角質が溜まりやすいのは、
- 皮脂が多く出る場所＆その周辺
- 指が届きにくい場所
気になるエリアは少し時間を多めにかけるようにしてください。
その際、ポイント集中的に小刻みに手を動かしたくなるのですが、余計な力が入りやすいし、あまり効果はありません。
クレンジングはある程度大きな、長いストロークでやることが肝心。
ターゲットの先まで大きく動かすのがコツです。
ターゲットをストロークの通り道として扱ってください。
角質が溜まりやすいエリア別のコツ
（１）鼻
鼻は顔の中で最も立体的なパーツです。
クルクルするだけでなく、縦に横に斜めにと、肌の丸みに指の角度を合わせながらマッサージします。
オイリー肌の方は肌に蓄積した皮脂や角質で、年齢とともに鼻が大きくなりがちです。
しっかりやりたい場所です。
（２）鼻の両脇
ここは鼻からあふれた皮脂が流れこんでくる場所です。
そのため、肌が膨張してたるみやすい所。
ほうれい線が目立ち、たるみ毛穴も出て来ます。
中指を鼻の横に沿わせる形でクルクルしたり、口角上〜眉頭辺りまで長くストロークします。
その際も指を肌の丸みに合わせること。
（３）鼻の下
ここも鼻からあふれた皮脂が流れ落ちてくる場所です。
皮脂や角質でこんもり膨らんで来たり、重みで長くなったりします。
あごの中程から唇も含めてクルクルしてください。
（４）眉の上
額の皮脂が溜まりやすい上に、眉が邪魔をして指が届きにくい場所です。
左側は右手、右側は左手を使うとマッサージしやすいです。
その際、手の平は横向きに。眉を小指と薬指ではさむ形で置きます。
横ストロークです。
皮脂が多くないのに角質が気になるところ
（５）マリオネットライン
年齢とともに気になるマリオネットライン。
古い角質をきちんと落とされてなくて、たるみが強調されている場合があります。
大きめにクルクル。
左側は右手、右側は左手を使って大きく楕円を描きます。
（６）口角
手が届きにくい口角周辺も角質が溜まりやすい場所です。
長めの縦ストロークか、もしくは楕円を描くか。
（７）目尻エリア
ここも手が届きにくい場所。
角質がとれていないと、シワになりやすいです。
目尻にのっかる位に縦ストローク。
（８）頬
一般的に年齢とともに角質がとれてなくてくすみやすい場所。
オイリー肌の場合、ここまで鼻の皮脂が流れて来て、角質が積上っている場合も。
クリームや美容液、ファンデーションをしっかり塗るエリアなので、油分やポリマーで角質が固まっていることもあります。
大きめに円を描きながら手を移動させて行ってください。
勢いよく力が入りやすい場所なので、力が入らぬように注意してください。
力が入ると効果が薄いうえ、刺激で肌を傷めたり、逆にくすみの元に。
その他、表情のくせ、お手入れ時の手の動かし方のくせ等もあり、左右の角質の蓄積量が違っていることもあります。
以前にもお知らせいたしましたが
マッサージはやさしく。
肌が動かないくらいのやさしさ。
肌表面を軽くかすっているような感じですよー。
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