「ほうれい線のたるみ」は改善できる
見た目年齢を左右するものに「ほうれい線」があります。
ほうれい線があるだけで、ガクンと老けた印象になってしまうもの。
最近では20代でほうれい線ができる人も増えているといいます。
ほうれい線ができる原因
ほうれい線ができる原因は、ひとつではありません。
- 顔の筋肉の衰え
- リンパの滞りによるむくみ
- 肌内部のエラスチン・コラーゲン減少でハリがなくなる(←加齢・紫外線・乾燥・栄養不足)
1、2はマッサージで、3は栄養をきちんととることで、ある程度解消できます。
そして、一般にはあまり知られていませんが、大きな原因となっているのが皮脂だまりによるほうれい線のたるみ。
ほうれい線はこうやってたるんでいく
ほうれい線は小鼻の脇あたりから始まっていますよね。
鼻というのは皮脂分泌の多いところ。
そして、鼻周辺は鼻から皮脂が流れ込むため、皮脂が溜まりやすい場所となります。
ほおっておくと、鼻を含め、このエリアの毛穴は皮脂をいっぱい抱えたオイルタンクのようになっていきます。
▲鼻の皮脂が流れて溜まる
皮脂が多い鼻周りは、化粧崩れのしやすいエリア。
念入りにファンデーションを塗り、さらに必ずと言っていいほど化粧なおしをする場所です。
そのため、毛穴に化粧品が蓄積していきやすい。
それが毛穴の皮脂と混ざり、角栓を生産していきます。
そのうち、皮脂・角栓・角質が強力なスクラムを組み、徐々にふくらみ、重量を増し、ついには肌がその重みに耐えられなくなります。 それがたるみ→ほうれい線となります。
このエリアは念入りなクレンジング・洗顔が必要な場所なのです。
にもかかわらず、あまり意識されていない、手指がきちんと届ききれていないことも状態を悪くしています。
ほうれい線のたるみ改善方法
私も例外ではなく、気づいたらほうれい線だけでなく顔全体がたるみ、老け込んだことのある一人です。(当時は会社員でした)
美容液やアンチエイジング系の化粧品、何を使っても効果なく…。
これは老化だからしかたないのかなとあきらめていました。
ところが、あるきっかけで、クレンジングをコールドクリームに替え、美容液やアンチエイジング系の化粧品を完全排除してみることに。
そうすると、少しずつたるみがなくなり、顔の形が変化、引き締まっていきました。
しかし、ほうれい線のたるみは手強かったです。
少しずつ変化しているものの、他のパーツよりスピードは遅めでした。
このエリアは毛穴が目立つため、かつて人工ポリマーを含むベースや美容液をしっかり塗りこんでいたおり、角質も皮脂も角栓もガッチガチになっていたようです。
変化スピードが速くなったのは無水型コールドクリームに替えてからです。
コンクリートのような角質がとれ、鉄筋のようなガッツリ固い大きめの角栓がとれるようになってきました。
大きめの角栓がとれるようになると、たるみとなっていたふくらみがなだらかになって行き、皮膚もなめらかな状態に近づいて来ます。
(私もまだ100%ではないのですが…)
若い頃から皮脂が少ないのに、ほうれい線がたるんでいる方もいらっしゃるでしょう。
乾燥するからと、たっぷりとクリームや美容液を使ってきてはいませんか?
皮脂の代わりにクリームや美容液が毛穴に溜まって、肌にたるみを作っていきます。
既にたるみが出ていても、コールドクリームで皮脂・角栓・不要な角質をデトックスしていくという根本的なケアで肌は改善していきます。
あきらめないでください。
コツコツと、ではありますが。