図解!コールドクリームでクレンジング:使い方とコツ
スキンケアは足し算より引き算が大切。クレンジングは最重要。
以前の記事でもお伝えしましたが、私はクリームタイプ(コールドクリーム)のクレンジングをおすすめしています。
クレンジングはクリームタイプが絶対おすすめ!毛穴の汚れ・角栓もスッキリ!
その理由は
- メイクを落とす力が優れているのに、肌への負担は少ない。
- メイクだけでなく、角栓・角質をもからめとってくれる。
今回はコールドクリームでのクレンジングの仕方やコツをお伝えします。
コールドクリームのクレンジング方法
ウォッシャブルタイプのコールドクリームを使用。
使用量:さくらんぼ2個分
時間:5〜15分(流し落とす時間を除く)
1 | コールドクリームを額、鼻、両頬、あごの5カ所に置きます。 軽くクリームを肌の上にのばして拡げていきます。 |
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2 |
額の中心からこめかみに向かってクルクルとマッサージ。 | |
3 |
小鼻の周囲をクルクルマッサージ。。 | |
4 |
鼻筋は片手で縦に。中指を真ん中に、人差し指と薬指で軽く挟み込むようにして。 鼻の脇も上下に。 |
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5 |
頬を内側から外側に向かってクルクルとマッサージ。 | |
6 |
鼻の下は左右に。唇も一緒に。
ほうれい線もクルクルしながら移動。 |
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7 |
フェイスラインも内側から外側に向かって。 耳下、あご先も忘れずに。あごの裏側も回り込んで。 |
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8 |
上まぶた、下まぶたはワイパーのように左右に。 目尻〜こめかみエリアを縦に上下。 |
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9 |
ぬるま湯でクリームを洗い流す。 |
2〜8の順は入れ替わっても大丈夫です。
コールドクリームは最初固いため、私は油分が多く、皮膚が厚めの場所からマッサージするようにしています。
その方が刺激が少ないです。
- 使うのは人差し指・中指・薬指・小指の4本。指の第2関節くらいまでを当てる。 (指先を立てない)
- 指は顔の丸みに合わせて。
- 皮膚が動かないくらいのやさしいタッチ。表面を軽くかすっていく感じ。
- マッサージする時、手首から動かさず肘から動かす。
洗顔方法
メイクは汚れはコールドクリームによって落とされているので、ここでは顔に残っているコールドクリームを落とすための洗顔になります。
1 | 濡れた手に洗顔料をとって、両手を合わせて手の平全体にそっとのばす。 ここでは泡立てない。 |
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2 |
手の平全体を使って、顔全体にクルクルしながら泡立てる。 | |
3 |
上下まぶたをワイパー洗い。 | |
4 |
鼻の両サイドと鼻筋を縦に洗う。 | |
5 |
おでこと口元を同時にクルクル洗い。 | |
6 |
ぬるま湯ですばやく洗い流す。 |
- 洗顔料を顔にのせている時間はなるべく短く。1分以内。
- 洗顔料は泡立つ時に汚れを落とすので、手で軽く泡立てた後は、顔の上で洗いながら泡立たせる。
ちなみに私が使用しているのは、ごく普通の浴用石けん。
なるべくよけいな物が入っていないものです。
泡立てにネットは使用していません。
化粧水のつけ方
引き締め系の酸性化粧水を使用。
コールドクリーム、洗顔料では角質をゆるめているので、化粧水に引き締めます。
手の平にとり、手の平全体を使い目〜頬・鼻・額など顔全体・フェイスラインにピタピタとパッティング。コットンは使用しません。
しっとり保湿系だと肌がゆるみすぎてたるみの元になりやすいです。
クリームの付け方
乾燥するようであればクリームで少量油分を補います。
慣れないと面倒に感じるかもしれませんが、時間をかけるだけの価値があると思っています。
足し算ではなく引き算を重視したシンプルな方法です。
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