塩浴(えんよく)〜髪も体も塩で洗う〜
数年前から自然塩をしっかりととるようになり
自分の生命力が増したような気がしています。
そして、最近では塩浴(えんよく)を試しています。
塩浴とは?
塩を入れた湯船につかるのではなく
塩で体をもみ洗いするのでもありません。
塩湯で体を洗うことです。
使用するのは食塩ではなく自然塩。
頭のてっぺんから足の先まで
高濃度の塩湯を塗り、なで洗いします。
塩自体には洗浄力というものははありません。
塩の持つ「浸透圧」の作用が汚れを落とすカギのようです。
1)高濃度の塩湯によって、体の水分(汗)を引き出す。(浸透圧)
2)毛穴の中に蓄積した老廃物、古い皮脂、石けんやボディシャンプーの残り等が外に押し出される。
3)汗が古い角質(垢)を溶かす。
4)新しい皮脂によって肌をコーティングする。
【塩湯の作り方】
自然塩:大さじ10(150cc)
お湯:約500cc
この割合で塩湯としてはほぼ飽和状態です。
濃度が高いほど水分を引き出す力は強くなります。
濃度は好みや肌の調子に合わせて変えても良いと思います。
私も気分によって変えています。
洗面器に自然塩を計り入れた後、
湯船からお湯を汲んで投入。
手でぐるぐるかき混ぜて溶かします。
結構アバウトです(笑)
手で塩湯をすくいとっては体に塗り、なで洗い(1箇所5〜10回)します。
全身洗った後はシャワーですすぎ流します。
最初の内は、洗ってるとヌルヌルするという話です。
私の場合はヌルヌルはあまりなく、
塩浴後に湯船に浸かってると、首がムズムズして、
なでると垢が出て来きます。
これはガスールを使っていた時にはない現象です。
塩浴は石けんとは違った気持ち良さがあります。
完全に自然由来という安心感もあるでしょうが、
羊水に浸かっていた記憶なのか
体全体がリラックスします。
電子が整う感じ。
洗い上がりは、ほどよくしっとり。
<注意事項>
目や怪我をしている箇所はしみるので気を付けて!
ちなみ使っている塩は粗塩です。
飲食に使用するものほど含有マグネシウム量等にはこだわっていません。
赤穂の天塩を使っていますが、
もっと安いものに替えてもいいかなと思っています。
参考にした本があるのでご紹介いたします。
「塩だけで髪もからだも洗ってしまう新習慣 塩浴生活をはじめよう! 」松本和子(著)
現在はKindle版か中古品のお取り扱いのようです。
著者は肌荒れやアトピーに悩んでいる時、父親からすすめられて塩浴を始めたそうです。
洗う前に一度湯船につかったり
上がる時に水をかけた方が良いということですが
毎日のことなので、負担にならないやり方が良いと思います。