抜け毛・薄毛予防!石けんシャンプーはコツがある
普段はガスールでシャンプーをしている私ですが、時々石けんシャンプーも使用しています。
というか、ここ半年くらい使ってみて、ようやく使いこなせるようになりました。
髪や頭皮の健康を考えて、石けんシャンプーに興味を持たれる方も多いと思います。
合成界面活性剤やシリコンなどで作られた合成シャンプーに比べると、石けんシャンプーの方が安全なのは、まず間違いありません。
でも使い方が難しい。上手くいかない。
と挫折する方が多いです。
私もそうでした。
最初に挑戦しようとしたきっかけは、
体調を崩し、抜け毛が増え、髪がパサパサになったからでした。
10年以上前です。
でも、
洗髪時にキシキシする、指が通らない。
髪の毛を乾かした後ゴワゴワする。
石けんシャンプー用のリンスを使っても、仕上がりが悪い。
2、3回で止めてしまいました。
でも1年ほど前に専門家の話を伺う機会がありました。
最初は敬遠していましたが、もう一度チャレンジ。検証してみました。
石けんシャンプーのコツ
石けんシャンプーはお湯の温度とすすぎがコツ。少し熱めのお湯、40〜42度を使ってください。
すすぎはシャワーなどでシャンプーの泡を洗い流します。
この時、指を髪にからめてすすがないこと。表面をなでる程度。
(指をからめるとキシキシします)
汚れは泡に取り込まれているので、泡をすすぐだけで完了。
酸性リンス(石けんシャンプー用のリンス)
量・塗布の仕方・すすぎ加減がポイント。
量たっぷりめに使います。
私の場合は石けんシャンプーの倍近く使っています。
この自分に合った量を見極めることが大事。
リンスを髪に塗布。
手の平でザックリと頭皮を掴むように、生え際から髪の根元にリンスをおいていきます。
髪の表面にも塗っていきます。
その後に手ぐしで毛先の方までのばし、3分ほどおきます。
プラスチックのブラシなどで髪をとかして、髪全体にリンスを行き渡らせるという方法もあります。
リンスのすすぎは好みです。
すすぎ過ぎない方がしっとり仕上がります。
最初の頃はタオルドライ後、毛先に椿油ベースのオイルを1〜2滴付けていました。
リンスだけではパサつく感じだったので。
しかし、リンスの量を増やすことで改善できました。
人によってはオイルで調整した方が良い方もいらっしゃると思います。
キシキシするのは何故?
シャンプーをすすぐ時にキシキシするのは、石けんシャンプーが髪にダメージを与えているわけでは決してありません。
キシキシの正体は「石けんカス」。
石けんカスとは、すすぐ時に水道水に含まれるカルシウムイオンと石けんが結合してできるもの。
これが髪全体を覆い、キシキシさせています。
酸性リンスが表面の石けんカスを脂肪酸に変えます。
さらにアルカリ性である石けんにより開いたキューティクルを閉じさせます。
石けんシャンプーと合成シャンプーの違い
<石けんシャンプー>
1)弱アルカリで汚れを落とす。
2)酸性リンスで中和させる。
<合成シャンプー>
1)合成界面活性剤で汚れを落とす。
2)リンス・コンディショナーのシリコンでコーディングする。
たんぱく質で出来ている毛髪・頭皮はもちろんのこと、毛穴の中にある毛根幹細胞も影響を受けます。
遺伝の影響もありますが、男性は抜け毛・薄毛を気にされる方がとても多いので、是非石けんシャンプーを使っていただきたいです。
発毛を阻害する要素は取り除くことがおすすめです。
女性でも最近は薄毛を気にされる方はとても多いです。
昔に比べ、若い方でも毛髪が細くなっていると感じます。
石けんシャンプーに一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただしカラーリングしている方は褪色しやすいのでおすすめできません。