風邪・インフルエンザの季節「板藍根茶」飲んでます

風邪やインフルエンザの予防対策として、うがい・手洗いなどされている方は多いと思います。
私もやってます。
それに加え、寒くなってくると「板藍根茶(ばんらんこんちゃ)」飲んでます。
太極拳教室の先輩に教えていただいたお茶です。
風邪・インフルエンザの予防効果があるということ。
「板藍根」はアブラナ科、ホソバタイセイの根を乾燥させたもの。
中国では古くから、風邪やインフルエンザの常備薬として利用されている生薬です。
風邪が流行する季節には、板藍根を煎じた液でうがいをする光景が、中国の家庭や学校で当たり前のように見られるらしいです。
「板藍根茶」の効果
<清熱解毒>
細菌やウイルスによる感染や炎症に伴う発熱、疼痛を抑える働き
<涼血利咽>
のぼせや鼻血、充血などのどの腫れを抑える働き
つまり、
→ 抗ウイルス作用、抗菌作用、免疫増強、解熱消炎
「板藍根茶」の飲み方
私はティーバッグになったものを、やかんで煮出して飲んでいます。
少しだけクセのある味です。
煮出さず、お湯を注ぐだけで飲むこともあります。
煮出さない場合はとうもろこしのひげ茶のような香ばしい味になり、飲みやすくなりますよ。
こちらの方が手軽ですね。
熱をさます方向に持っていく生薬ですので、冷え症の人は飲み過ぎ注意です。
藍の清熱解毒作用
「板藍根」はホソバタイセイの根ですが、葉っぱの方は「大青葉(たいせいよう)」と呼ばれています。
大青葉は中世ヨーロッパでも藍色(インディゴ)染料の原料として利用されていました。
藍色染料の原料になりうる植物は、科が違っても同じように清熱解毒作用があるようです。
日本でも夏に着用する浴衣に藍を使われることが多いですね。
インディゴの成分に熱をさます作用があるからでしょう。