ガスールで洗髪!合成シャンプーをやめてみる勇気。

一方、乾燥、うねり…年齢とともに落ちてゆく髪質。
女性にとってヘアケアは悩みのタネ。
それでも、できるだけケミカルなものを避けたい。
でもノンケミカルなヘアケアに、なかなか満足できるものがない。
私も
- 石けんシャンプー
- シカカイ(インドハーブ)&ヘナ
を試してきました。
しかし、使用感になかなか満足できず。
(本当は湯シャンも試したかったのだけど、勇気がなかった・笑)
で、合成シャンプーに戻ったり…。
そして、たどりついたのがこれ。
「ガスール(Ghassoul)」を使った洗髪。
ガスールとは
ガスールは、モロッコのアトラス山脈山麓のごく限られた場所で採掘されるクレイ(粘土)。
ガスールあるいはラスールというこの呼び名は、アラビア語の“Rassala(ラサラ)”ということばに由来。
to clean「洗い清める」の意味があります。
ガスールを水に溶かすと粘土の粒子が磁石のように汚れを吸着します。
機能的には炭っぽいですね。
そのためモロッコでは古くから石鹸代わりに使用されています。
洗浄力が高いのにもかかわらず、マグネシウム等のミネラルの作用で洗い上がりがしっとりなめらか。
100%ナチュラルで、もちろん合成界面活性剤不使用。
環境やからだにも安心です。
もっと早くガスール洗髪に始めれば良かった
私も最初は不安でした。
クレイの顔パックは経験あるもののシャンプー代わり髪を洗うのはどうかしら…。
パサパサになるのでは?
これ以上うねりが強くなると困る…。
でも実際使ってみたら…。
<実行以前>
・オーガニック系合成シャンプー
・モロッカンオイルでのアウトバストリートメント
↓
<実行後>
「ガスール」のみで洗髪
結果。
洗髪直後は若干きしみを感じます。
ドライヤーで乾かすとサラサラ。
柔らかくて軽やか。
まとまりやすい。
もっと早く使えば良かった!
欠点としては
・今までより若干静電気が起こりやすい。
・浴室の床がガスールで汚れる。
浴室のガスール汚れに関しては最後にシャワーでサッと流すだけで簡単に落ちます。
逆にその洗浄力のおかげで浴室のザラつきも一緒に流れていくのはうれしいくらい。
しかしミネラル成分のせいか、床がすべりやすくなるのは要注意です。
簡単!ガスールシャンプーの作り方
ガスールシャンプーの作り方です。
(1)器に水を入れます。(器はプリンの空き容器とかで十分)
(2)(1)にガスールを加えます。
(3)3分ほどでガスールがペースト状になります。
固すぎるようであれば水を加えてお好みの固さに。
※(1)と(2)は逆でも構いませんが、水を先に入れておいた方が入れ過ぎ防止になります。
ガスールは粉状のものと固形(小さな欠片)のものがあります。
私は扱いやすい固形ガスールを使用。
使う度に作ります。
使用量
使用量はメーカーのHP情報によると
●ショートの場合
ガスール:12g(欠片8〜10個ほど)
水:30cc(大さじ2杯ほど)
●ロングの場合
ガスール:24g(欠片16〜20個ほど)
水:60cc(大さじ4杯ほど)
私の場合(ショートボブ)はもう少し少なめです。
ガスール:欠片6個
水:目分量でガスールの倍
ガスールでの洗髪の仕方
(1)髪と頭皮をしっかり濡らす(←ココ重要)
(2)水に溶いたガスールで頭皮になじませながら頭皮をマッサージ
(3)シャワーですすぐ
私の場合しっかりめにすすいでいます。
わずかにぬめりを残した方が、潤い度は高くなります。
<注意点>
※(1)をしっかりやらないとガスール水溶液がなじみにくく、全体に行き渡らないです。何となく汚れが落ちきれない感じ。
※目に入らぬよう気をつけて。痛いです!
乾燥ぎみの方は洗髪後、ドライヤー前にオイルをつけると良いです。
冬は静電気が起こりやすいので、私もオイルつけます。