「食いしばり」で下あごが出てくる?原因は「舌の位置」
WRITER
歯の摩耗、歯の破折、顎関節症、肩こり、頭痛などを引き起こす「食いしばり」。
気にしてる方が意外と多いです。
起きてる時は上下の歯をくっつけないようにしていても、睡眠中は意識ないため「食いしばり放題」「歯ぎしり放題」になってしまう模様。
美容的には、咬筋が肥大してエラが張る原因になる他、何と下あごが出やすくなります。
「食いしばり」で下あごが出る理由は「低位舌」
下あごが出やすい理由。
それは「食いしばり」の人は「低位舌」になりやすいからです。
「低位舌」とは?
舌が下の前歯・下あごにピッタリとくっついている、「舌癖」のことです。
常に舌で下の歯を押していることで、つられて下あごが少しずつ前に出て来てしまうのです。
「低位舌」の人は常に舌で歯を押しているので舌の側面にはガタガタと波打ってます。
漢方では、水分の代謝が悪い人は、舌がガタガタになると言いますが、「低位舌」が原因の場合もあるのです。
舌の正しい位置
では正しい舌の位置はどこなのでしょうか?
上あご、前歯の少し奥のスポットに、舌先がピッタリ張り付いた状態であれば、舌は正しい位置にあるといえます。↓
舌が正しい位置にあると、食いしばることはありませんし、下あごによけいな力も入りません。
おまけにこの位置に舌があると、口呼吸はできないので、自然と鼻呼吸になります。
舌を正しい場所に置くようトレーニングして、健康もフェイスラインも整えたいですね。