朝、手首が痛い時の「血管マッサージ」

数年前までの話なのですが、冬の朝、手首がこわばって痛みを感じる時がありました。
ただの老化なのかもしれませんし、以前、腱鞘炎で手首を傷めた影響もあったのかもしれません。
こんな時、速効で痛みがとれるのが血管マッサージでした。
動脈を刺激することで血液の流れを改善するという方法です。
手首を、もう片方の手で握ってマッサージします。
「病気からカラダを守る血管マッサージ健康法/井上正康」によると
ポイントは
・手のひらを皮膚にぴったり密着
・血管をしごくようなイメージで
・痛気持ち良い強さで
マッサージにより活発に活動している組織は、酸素や栄養分がたくさん必要だと認識され、動脈を広げ、血液を大量に流します。
逆に不活発な組織は酸素や栄養分が必要ないとみなされ、動脈は収縮。
それが続くと血のめぐりが滞り、新鮮な酸素や栄養分が十分に届きません。
新陳代謝も低下。
細胞は萎縮していきます。
私の場合は簡略化して、こんな感じです。
回数は10回位。
手首を外方向にのみ動かしています。
外方向にしか動かさない理由は、腕の経絡は内巻き方向にずれて来やすいからです。
パソコンやスマホなど、生活の中には腕を内側に巻き込んだ作業が多いせいです。
外方向のみに動かすことで、この経絡のゆがみもついでに調整します。
せっかくなので。
痛気持ち良いというよりは、痛くない程度の強さでやります。
私は手首しかやっていませんでしたが、本には全身のマッサージ方法が掲載されています。
ツボも意識されているので、私がやっている経絡マッサージと重なる部分もあります。
高血圧、関節リウマチ、ひざ痛、椎間板ヘルニアなどの事例、病気別、症状別の説明もあります。
手軽にできるので、是非試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、私はしっかりたんぱく質をとるようになってからは、手首の痛みが出なくなりました。