あなたのシミは「コスメジミ」かも?
今も昔も白い肌は女性の憧れ。
私も憧れます。元々地黒なので。
せめて、なるべく「シミ」は作りたくないもの。
紫外線対策していらっしゃいますか?
陽射しが強くなって来ると、日傘は必須です。
中には対策として美白化粧品を使用している方もいらっしゃるでしょう。
しかし、しっかり紫外線対策していても、なぜかできてしまう「シミ」。
シミの原因は紫外線だけではないからなんです。
睡眠不足・栄養不足でもできてしまいます。
そして意外と多いのが、「コスメジミ」
化粧品や日頃のお手入れが原因でできるシミのことです。
シミというのは強すぎる刺激によっても発生します。
これは刺激によって弱くなった部分を、シミを作ることで肌を補強・強化する、いわば防御反応なんです。
肌のバリア機能が弱くなっている肌は、メイク化粧品や基礎化粧品の一部が皮膚の内側に入っていきやすくなります。
それが刺激となり、メラニン出動。
私たちの体は、よかれと思って肌にシミを作っています。
「コスメジミ」を作らなくて済むように、普段からバリア機能を損なわないスキンケアを心がけてください。
乾燥肌、敏感肌にならぬよう、合成界面活性剤の入った化粧品の多用・重ね付けは最小限にとどめて欲しいです。
実は前出の「美白化粧品」も刺激となりうるものの一つです。
メラニンの生成を抑えたり、シミを防ぐ「美白化粧品」
中には防ぐだけでなく、肌に浸透し、既に生成されたメラニンに対して作用する製品もあります。
このタイプの製品は美白効果が早く実感できます。
しかしメラニンを壊すということは、メラニンを含んだ細胞、その周辺組織も壊してしまうということです。
メラニンだけをピンポイントでというわけではありません。
実際、私は美白化粧品を複数の小さなシミに厚塗り使用していたら、その箇所が怪我したかのように角質層(ひょっとしたら表皮)がなくなったことがあります。
美白剤の作用だけでなく、成分をしみ込ませるための浸透剤(合成界面活性剤)の作用も大きかったのかと思います。
また厚塗りしたことも良くなかったのでしょう。
しかし、この時、私は美白剤の恐ろしさを思い知りました。
この例はちょっと極端だったかもしれませんが、美白剤は刺激が大きいのです。
ということは、美白化粧品は新たなシミ=コスメジミを作る原因になりやすいということ。
肌が元気な内は美白剤を使えるかもしれませんが、美白剤でダメージを受け続けると、美白剤どころか他の化粧品も使えない状態になりかねません。
古い角質をきちんとはがす。マッサージや剥離製パックをする。
適度な刺激で新しい肌代謝を促し、できてしまったシミを安全に追い出していくことがおすすめです。
時間がかかっても、それがおすすめ。