サンゴ礁にやさしい「日焼け止め」は肌にもやさしい
みなさん、UV対策されていると思いますが、お肌のために日焼け止めの成分には注意したいですね。
私はお肌に負担のかかる「紫外線吸収剤」入りではなく、「紫外線散乱剤」入りのものを使うようにしています。
普段はファンデ前に日焼け止めは塗りません。
ファンデーションやパウダーには既に酸化チタンなどの「紫外線散乱剤」が入っているからです。
このことは以前のブログに書いています。
ファンデーションの前に日焼け止めは必要か?否か?
お肌のことを考えて、肌にやさしい「紫外線散乱剤」入りの日焼け止めも塗った方がいいですよねー。
キヨモリ先生?
日焼け止めは、今や「お肌」だけの問題ではないのよ!
「サンゴ」にもダメージを与えるのよ!
知らなかったです!
それで世界各地で禁止され始めているのよ。
問題にされている2つの成分は「コパトーン」など3500種類以上の製品に含まれておるから、今ハワイでは波紋を呼んでるわよ。
反発しているメーカーもいるみたいだけどね。
医師の処方によるものや、SPF効果のあるメイクアップアイテムも対象外よ。
悲しいことに、カリブ海は1980年以降、サンゴ礁の90%が消滅してしまったといわれているわ。
それは深刻じゃないですか!
販売した場合には罰金!
しかもパラオは販売だけでなく、使用も禁止なのよ。
それにオキシベンゾン、オクチノキサートの2種類だけじゃなく10種類も。
それだけ被害が深刻ってことなんでしょうね…。
メキシコ各地のビーチでは禁止とまではいかないんだけど、環境に害のある日焼け止めを使わないよう求めているリゾートが増えてるの。
エコツーリズムが人気なので、サンゴ礁の保護についての意識が高いのよね。
そういえば数年前、スクラブ剤に使用されている「マイクロプラスチックビーズ」が環境汚染するということで問題になりました。
自然保護のために、日焼け止めやスキンケアから考えるという流れが大きくなってるんですね。
でもサンゴ礁にやさしい、自然にやさしい日焼け止めや化粧品は、当然人間の肌にもやさしいはず。 そう考えると、この傾向は歓迎したいです。
日焼け止めを買う時は、成分チェックをお忘れなく!