胃腸にやさしいよ。「キレート鉄」の鉄剤

精神科医 藤川徳美先生の著書 「うつ消しごはんータンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!」で、最近はタンパク質と鉄の重要性が以前より知られるようになったのではないでしょうか。
私の場合、幸いうつを患うことはありませんでしたが、幼少の頃からの筋金入りの貧血(鉄欠乏性貧血)。
藤川先生の著書や「キレート鉄」との出合いは感動と言っても過言ではありません。
鉄不足は食べ物から鉄分摂取するのが一番なのですが、なかなか追いつかないのもの。
鉄分は鉄剤が手っ取り早い補給方法です。
しかし鉄剤というと、その副作用に悩まされる人は少なくありません。
- 胃痛
- 吐き気、嘔吐
- 便秘
- 下痢
私もこれまで何度もチャレンジしてきましたが、吐き気や胃痛で服用が続きませんでした。
結局、服用しない方がまだまし、貧血でいる方がまだましだということになります。
「キレート鉄」と出合うまでは鉄剤服用をあきらめていました。
キレート鉄というのは、鉄をアミノ酸ではさむという構造に開発された鉄剤で、胃腸にやさしいという特徴があります。
小腸内で吸収される際も、鉄としてではなくアミノ酸として吸収。
吸収率がとても良いです。
私も実際キレート鉄を服用し、これといった副作用を感じずに続けられています。
効果も出やすいと実感しています。
経験からして貧血時と健康時って、正直びっくりするくらい違うものです。
体力、疲労度が大きく違ってきます。
貧血の主な症状は
- 頭が重い
- めまい
- 耳鳴り
- 身体がだるい
- 疲れやすい
- 眠い
根気が続かなかったり、身体が重く、行動することがおっくうになるため、何だか自分が怠け者になったように感じているものの、その原因が貧血であると気づかない人もいらっしゃいます。
貧血だと酸素が体に十分に行き渡りません。
常に酸欠状態ってことです。
自分だけ酸素の薄い空間で他の人と同じパフォーマンスを求められる、って感じでしょうか。
無理しているから体も疲れるし、リカバリーにも時間がかかります。
鉄剤を服用するのに重要なことは、十分なたんぱく質もとるということ。
というか、むしろたんぱく質を十分に摂取し、ベースを作ってから鉄剤を服用すること。
たんぱく質が不十分だと、いくら吸収しやすいキレート鉄を服用しても効果は低いのです。
体も血液も、主成分はたんぱく質なのですから。
鉄剤が苦手な方、一度キレート鉄を試してみて欲しいです。
そして体が体がだるい、疲れやすい方は、まず病院で貧血かどうかを一度調べてみてくださいね。
貧血以外の原因のこともありますし、貧血の裏に別の病気が隠れていることもありますから。
ちなみに、私は18mgのカプセルで1日2〜3錠服用しています。
体調に合わせて量を調整します。